海外ドラマ「フレンズ」で楽しむ多聴学習 ― 英語字幕で挑戦中
はじめに
これまで多読を中心に英語学習を続けてきましたが、並行して多聴にも挑戦しています。その教材として選んだのが海外ドラマの定番「フレンズ」。もともと多くの人が英語学習におすすめしていることから視聴を始め、シーズン1〜10を一度日本語字幕で見終えました。今回は英語字幕に切り替えて再挑戦しており、現在はシーズン4の途中まで進んでいます。視聴はHuluを利用しています。
どんな作品か?
「フレンズ」は1994年から2004年まで放送されたアメリカのシットコムで、ニューヨークに住む6人の男女の友情や恋愛、仕事をコミカルに描いています。会話がテンポよく進むためリスニング教材としてはやや難しさもありますが、その分リアルな表現に触れられるのが大きな魅力です。
英語字幕で観てみて感じること
一度日本語字幕で見てストーリーを理解しているので英語字幕でも内容を追いやすく、映像も理解を補ってくれます。実際には理解度は体感で5割程度ですが、「あ、この表現は多読で出てきた!」と気づける場面があり、多読との相乗効果を感じられています。
海外ドラマでの英語学習は、人によってはシャドーイングを徹底しなければ意味がないと言う方もいますが、私の場合は勉強要素が強すぎると楽しめなくなってしまう気がするので、そこまではやっていません。今は試行錯誤中ですが、この英語字幕での視聴を終えたら一旦「フレンズ」での学習は区切りにしようと思っています。
印象的なキャラクターとストーリー
私は特にレイチェルが好きです。おしゃれで自由奔放な性格でありながら、人間的な成長を遂げていく姿が魅力的です。またロスとレイチェルの恋愛模様は、くっついたり離れたりを繰り返す展開にやきもきしつつも、物語の大きな見どころになっています。
多聴を続けて得られた変化
- 英語字幕を見たときの理解度が少しずつ上がってきている
- 多読で覚えた表現がドラマ内で出てきて理解がスムーズになった
- 発音に耳が慣れてきた感覚がある
- アメリカ英語とイギリス英語の違いが雰囲気として分かるようになった(イギリス人もストーリーに登場)
実際に観てみた感想
海外ドラマは会話量が多く、多聴に非常に適しています。その一方で、「フレンズ」は放送から時間が経っているため、作品自体が少し文化的に古いと感じる場面もあります。例えば、チャンドラーが「ゲイっぽい」とからかわれていたり、モニカが「太っていた頃」をネタにされていたりと、今の感覚では笑いにしづらい部分も見受けられました。
それでも、キャラクターの掛け合いや日常のシーンを通じて自然な英語に触れられるのは大きな魅力です。笑いながら観られるので、勉強している感覚が薄く、続けやすい点が最大のメリットだと思います。
まとめ
「フレンズ」は、海外ドラマを通じた多聴学習にぴったりの作品です。英語学習の段階によっては、最初に日本語字幕でストーリーを把握してから英語字幕に挑戦する方が理解しやすく、おすすめです。私自身、ストーリーを把握しているおかげで理解を補いやすく、英語字幕を通じて少しずつ聞き取れる表現が増えてきました。
多読と組み合わせることで理解度も上がり、学習の相乗効果を実感しています。まずは「フレンズ」を最後まで見終え、その後は他の海外ドラマにも挑戦していきたいと思います。
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